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窓の老朽化が家の価値を下げる?

リフォームのタイミングとチェックポイント

はじめに

家の中で、意外と見落とされがちなのが「窓」の存在です。毎日目にしているため、変化に気づきにくく、老朽化していても後回しにされがちな部分でもあります。

しかし、実はこの窓、住宅の快適性や安全性だけでなく、不動産価値にも大きく影響を与える重要な部位です。

本コラムでは、「窓の老朽化がなぜ家の価値を下げるのか?」という問いを出発点に、リフォームの最適なタイミングや

チェックすべきポイント、そしてリフォームの種類までをわかりやすく解説していきます。


1. 窓の老朽化が家に与える5つの悪影響

1 断熱性能の低下

窓は壁に比べて熱の出入りが非常に大きい場所です。古いアルミサッシや単板ガラスの窓では、夏は熱が侵入しやすく、冬は暖房熱が逃げてしまいます。これにより冷暖房効率が下がり、光熱費が上がるばかりか、「寒い家・暑い家」という印象を与えてしまいます。

2防音性能の低下

窓の隙間や劣化したパッキンは、外の騒音をそのまま室内に通してしまいます。交通量の多い道路沿いや住宅密集地では、防音性能が家の快適性を左右します。

3結露やカビの原因に

窓の結露は、ガラスだけでなくサッシや木枠にもダメージを与え、放置すればカビや腐食の原因になります。これが室内空気の質を悪化させ、健康被害を招くこともあります。

4防犯性能の低下

古い窓はロック機構が簡素で、外部からの侵入が容易な場合があります。特に一戸建てや1階部分では、防犯上大きなリスクになります。

5見た目の劣化

塗装の剥がれやサッシの変色、ガラスのくもりなどは、外観の印象を大きく損ねます。売却時には「手入れがされていない」という印象を与え、価格交渉の不利材料にもなり得ます。


2. 窓の老朽化チェックリスト(セルフチェック用)

以下の項目を確認し、1つでも当てはまるものがあれば、窓のリフォームを検討するタイミングかもしれません。

チェック項目 判定基準
サッシの開閉がスムーズでない 力を入れないと開かない、閉まりきらない
ガラスの表面に結露が頻繁に発生する 特に冬場の朝に水滴がたまる
サッシの周囲に黒カビが発生している 定期的に掃除しても繰り返す
サッシがひんやり冷たく感じる 冬場、窓の近くが特に寒い
外の音がそのまま室内に響く 車や話し声が気になる
ロックがゆるい・不安 鍵がかかっているのに不安を感じる
窓枠が歪んで見える ガタガタしている、すき間風が入る
窓の外観が古臭く感じる 雰囲気が時代遅れ、色あせている

3. 窓リフォームのタイミングと判断基準

 ・築15年〜20年が目安

  一般的に、アルミサッシや樹脂サッシの耐用年数は15年〜25年程度とされています。特に、築20年を超える住宅では、見た目は使えていても、性能的には限界を迎えているケースが多くあります。

 ・ リフォーム時との同時施工がベスト

  外壁塗装や内装リフォームのタイミングで窓も一緒にリフォームすることで、工事の効率や費用を最適化できます。

  特に外壁と窓の取り合い部分を同時に処理できるため、雨漏りリスクを低減できます。

 ・売却予定がある場合

  将来的に住宅を売却する予定があるなら、「窓リフォーム済み」は大きなアピールポイントになります。

  見た目・断熱性・防犯性などの改善は、買主に安心感を与え、査定価格にも好影響をもたらします。


4. 窓リフォームの種類と費用相場

 内窓(二重窓)の設置

既存の窓の内側に、樹脂製の窓を追加する方法。断熱性・防音性の向上が目的。

・費用目安:1窓あたり7〜15万円

・工期:1〜2時間/窓

・メリット:工事が簡単、補助金対象が多い

ガラス交換(単板 → 複層・Low-E)

サッシはそのままにして、ガラス部分だけを高性能なものに交換。

・費用目安:1窓あたり5〜10万円

・工期:1〜2時間/窓

・メリット:コストパフォーマンスが高い

サッシごと交換(カバー工法)

既存のサッシ枠を残して、その内側に新しいサッシ枠とガラスをセットで取り付け。

・費用目安:1窓あたり15〜30万円

・工期:半日〜1日/窓

・メリット:見た目も刷新、防音・断熱効果が高い

フルリプレース(壁を一部解体)

窓枠を含めて完全に取り替える方法。間取り変更やサイズ変更を伴う場合。

・費用目安:1窓あたり30〜50万円

・工期:1日〜数日/窓

・メリット:自由度が高く、完全に刷新できる


5. 補助金を活用してコストを抑える

窓のリフォームは、省エネ住宅化の一環として国や自治体の補助金制度の対象になるケースが多く

2025年現在でも「こどもエコすまい支援事業」「先進的窓リノベ事業」などが活用可能です。

内窓設置や高性能ガラスの交換には特に手厚い補助があります。


6. 中古住宅+窓リフォームのすすめ

中古住宅購入後に「窓リフォーム」を同時に行うことで、新築に近い快適性を実現できます。

断熱性能が高まることで住宅全体の印象が良くなり、購入者の満足度もアップ。

さらに、固定資産税の評価額が抑えられる場合もあり、総合的にお得な住まいの実現が可能です。


まとめ

窓の老朽化は、目に見えづらい形で住宅の快適性や資産価値を確実に下げていきます。

しかし、適切なタイミングでのリフォームにより、それらの問題を解消し、住宅の性能と価値を大きく向上させることができます。

中古住宅や築年数が経ったお住まいをお持ちの方は、ぜひ一度「窓」に注目してみてください。見た目も中身も大きく変わるきっかけになるかもしれません。


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