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中古住宅を買いリノベーションする際の基礎知識①

中古住宅を購入してリノベーション(リフォーム)する際の基礎知識

~自分たちらしい暮らしを叶える、賢い住まい選び~

「そろそろマイホームが欲しいけれど、新築の戸建ては予算的に難しそう」「理想の立地に新築住宅が見つからない」「自分たちのライフスタイルに合った家を手に入れたい」

そんなお悩みを持つ方々の間で、近年注目を集めているのが「中古住宅を購入してリノベーション(またはリフォーム)する」という住まいづくりの方法です。

住宅の購入とリノベーションをセットで考えるこのスタイルは、新築購入とはまた違った魅力やメリットがあります。

この記事では、中古戸建てを購入し、リノベーションを行う際の基礎知識やポイントについて、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。


中古住宅×リノベーションの魅力とは?

まずは、中古住宅を購入してリノベーションすることの具体的なメリットを確認してみましょう。

1. 物件の取得コストを抑えられる

中古住宅最大の魅力は、やはり「価格の安さ」にあります。

新築物件と比べて、築年数が経過している中古住宅は建物自体の価値が下がっているため

土地価格を含めても手頃な価格で購入できる場合が多くなります。

特に木造住宅の場合、税法上の耐用年数は22年とされており、それを超えると建物の評価額はほとんどゼロに近くなります。

もちろん、築22年を過ぎたからといってすぐに住めなくなるわけではありませんが

売買時の価格においては建物の価値がほぼなくなり、土地価格のみで売買されるケースが一般的です。

そのため、同じエリア・同じ広さの土地で比べた場合でも、新築に比べて中古物件のほうが

住宅購入時にかかる費用を大きく抑えることができるのです。

リノベーションにかける予算をしっかり確保できれば、全体の予算の中でバランスの良い住まいづくりが可能になります。

2. 希望の立地やエリアで物件が見つけやすい

新築住宅を探すとなると、土地の供給が限られているため、希望のエリアに良い条件の物件がなかなか見つからないという声も少なくありません。

特に駅に近い便利な立地や、子育てに適した環境の整ったエリアでは、すでに土地が埋まってしまっており

新築物件そのものが建てにくい状況があります。

一方で、中古住宅であれば、物件数自体が豊富であるため、希望の地域で住まいを見つけられる可能性が高くなります。

たとえ建物の間取りや内装が好みに合わなくても、リフォームを前提にすれば「立地重視」「広さ重視」といった

自分たちのこだわりポイントを最優先して選ぶことが可能になります。

つまり、中古物件は「立地や敷地などの条件を優先し、住まいの中身はあとで自分好みに整える」

という柔軟な住まい探しができるのです。

3. 自分たちの理想を叶える住まいが手に入る

中古住宅を購入し、リノベーションを行う最大の魅力は「自分たちらしい暮らし」を叶える自由度の高さにあります。

建売住宅や分譲住宅のように、あらかじめ決められた間取りや仕様に縛られることなく

「キッチンを対面式にしたい」「収納をたっぷり確保したい」「趣味の部屋が欲しい」といった要望を反映させた空間づくりができます。

例えば、「お風呂を広くしたいから、その分ひと部屋は減っても構わない」といった優先順位に基づく設計が可能になります。

家族構成やライフスタイルに合わせて柔軟にプランを考えられるのは、リノベーションならではのメリットです。

さらに、住宅設備や建材、インテリアのテイストまで、細部にわたってこだわりを反映させることができます。

「ここにコンセントを増やしたい」「床は無垢材にしたい」「玄関にはエコカラットを貼っておしゃれに仕上げたい」といった

ご要望も叶いやすく、完成した時にはまさに“世界にひとつだけの住まい”になります。


中古住宅×リノベーションの注意点・基礎知識

一方で、注意すべき点や、事前に知っておくと安心な情報もあります。

後悔のない住まいづくりのために、以下の点にも気をつけましょう。

1. 物件の「構造」と「状態」の確認は必須

リノベーションを前提に中古住宅を購入する場合、どんな家でも自由に間取り変更や改修ができると思いがちですが

実際には建物の「構造」や「劣化状態」によって、可能な工事範囲が変わってきます。

特に注目したいのが「耐震性」と「シロアリ被害」、そして「雨漏りや水まわりの老朽化」といった点です。

築年数が古い物件では、現在の建築基準法に適合していない場合もあり、リフォームに加えて耐震補強が必要になることもあります。

また、建物の構造が「在来工法」か「ツーバイフォー」かによっても、間取り変更の自由度が異なります。

事前に建築士や施工会社と相談し、改修可能な範囲を把握してから物件を選ぶことが重要です。

2. トータル予算をしっかり立てる

中古住宅を購入する際には「購入費用+リフォーム費用+諸経費」の合計でトータルの予算を考える必要があります。

リフォーム費用は工事の内容やグレードによって大きく変動しますので

「最低限の工事にとどめるのか」「こだわりの設備を導入するのか」など

家族の希望を整理しながら進めていきましょう。

また、リフォーム費用も含めてローンを組む「一体型ローン」など、資金計画の面でも工夫が必要です。

住宅ローンとリフォームローンを別々に組む場合と比較して、手続きや金利面の違いを確認し、無理のない返済計画を立てましょう。

3. 信頼できるパートナー選びがカギ

リノベーションを成功させるには、信頼できる設計・施工パートナーの存在が欠かせません。

中古住宅に関する知識や、リフォームに強い実績を持つ専門家と一緒に進めることで、物件探しの段階から

「その家が希望するリノベーションに向いているかどうか」を見極めることができます。

中古物件の購入前に、専門家による「建物インスペクション(住宅診断)」を実施してもらうのもおすすめです。

第三者の視点から建物の状態を把握できるため、安心して購入・改修に踏み出せます。


まとめ:中古住宅リノベーションで“自分らしい住まい”を手に入れよう

新築住宅が持つ「新しさ」や「安心感」も大きな魅力ですが、中古住宅+リノベーションには

コスト面・自由度・立地条件の豊富さといった新築にはない利点があります。

大切なのは、何を大事にしたいかを家族で話し合い、「住まいに何を求めるか」という軸をしっかり持つこと。

そのうえで、中古住宅を選び、必要なリノベーションを施すことで

自分たちの理想の暮らしにぴったり合った“世界にひとつだけの住まい”を手に入れることができるでしょう。

人生の大きな買い物だからこそ、焦らず丁寧に、そして楽しみながら住まいづくりを進めていきたいですね。

当社では、住まいの無料診断やご相談も随時受け付けております。
「いつか…」ではなく、「今だからこそ」できる住まいの見直し。
ぜひ一度、私たちと一緒に考えてみませんか?

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