Case study施工事例

築50年以上の中古住宅が、リノベーションにより“心地よい暮らし”の舞台へと生まれ変わりました

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築年数: 50年以上
居住者構成: 3人
エリア: 府中市土生町

築50年以上の中古住宅が、お施主様らしい“心地よい暮らし”の舞台へと生まれ変わりました。

今回ご紹介するのは、築50年以上が経過した一戸建て住宅を、フルリノベーションによって理想の住まいへと生まれ変わらせた施工事例です。

ご相談のきっかけは、「そろそろマイホームが欲しい」と思われたお施主様からのご連絡でした。

お子様の成長を機に、今後の暮らし方を見つめ直す中で、戸建て住宅への住み替えを検討され始めたそうです。

当初は新築分譲住宅や注文住宅の建築も候補にありましたが、「家は建てて終わりではなく、住み始めてからが本当のスタート」とのお考えをお持ちだったお施主様は、

資金面や将来の暮らしやすさも含め、より柔軟に対応できる中古住宅＋リノベーションという選択肢にも関心をお持ちでした。

弊社では、不動産とリノベーションの両面を一貫してサポートできる体制を整えており、物件探しから資金計画、リノベーションの設計・施工まで、すべてワンストップで対応可能です。そこでまずは、お施主様のご希望を丁寧にヒアリングしながら、エリアや予算、建物の構造、将来的な資産価値など、さまざまな条件を整理。物件選定の段階から、リノベーションを見据えた視点でアドバイスをさせていただきました。

特に重視されたのは「無理のない資金計画」。

お子様の教育費や日々の生活に余裕を持たせるためにも、住宅ローンの返済負担が家計を圧迫しないことは絶対条件でした。

そのため、物件の価格はもちろん、リノベーション費用・諸経費・将来的なメンテナンスコストまで含めた総予算を明確にし、長期的な視点でのご提案を行いました。

弊社では、ファイナンシャルプランナーのご紹介や住宅ローンの手続きサポートも行っており、資金面での不安をひとつずつ解消しながら、

お施主様と一緒に“安心して住める住まい”を目指していきました。

そうして最終的に選ばれたのが、築50年以上の木造住宅。

立地や敷地の広さ、周辺環境は申し分なく、構造もしっかりしていたことから、「この家ならリノベーションで理想の住まいが実現できる」と判断されました。
古い家を購入することには少なからず不安もあったようですが、建物診断（インスペクション）や補強工事の計画も含めて、専門的な視点でサポートすることで、不安を安心に変えていくプロセスを大切にしました。

リノベーションにあたっては、「シンプルだけど個性があり、落ち着ける空間にしたい」という明確なイメージをお持ちだったお施主様。
弊社のインテリアアドバイザーが打ち合わせに同席し、お施主様のご希望や好み、暮らし方のイメージを丁寧に引き出していきました。

元の間取りは、昔ながらの細かく仕切られた和室や暗いキッチンが中心で、現代の生活スタイルとは合わない点が多くありました。そこで、まずは思い切って壁を取り払い、家族みんなが集える広々としたLDK空間を新たに創出。キッチンには対面式のシステムキッチンを採用し、料理をしながらでも家族との会話が楽しめる、開放感のある空間に仕上げました。

床材にはオーク材を使用し、木ならではのあたたかみを大切に。壁は一部にアクセントカラーの壁紙を取り入れ、お施主様のセンスが光るインテリアに。

照明はダウンライトやペンダントライトを効果的に組み合わせ、シーンに応じて空間の雰囲気が変えられるよう工夫しました。

また、見た目だけでなく、快適性・安全性にも徹底的に配慮しています。
断熱材の入れ替えや内窓の設置によって、夏は涼しく冬は暖かい、高い断熱性能を実現。古い木造住宅にありがちな「冬の底冷え」や「夏の暑苦しさ」といったお悩みも、しっかりと解消しました。さらに、耐震補強や配管の更新など、目には見えない部分にも丁寧に手を加えることで、これから何十年も安心して暮らせる住まいへと再生されています。

水回り設備もすべて一新し、最新の機能を備えたキッチン・バス・トイレを導入。お掃除がしやすく、省エネ性能も高いため、暮らしの質が格段に向上しました。収納についても、生活動線を考慮した配置に見直すことで、無駄なくスッキリとした空間を実現しています。