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暮らし術

冬に備える玄関・窓まわりの冷気対策

小さな“すきま”が大きな寒さの原因に!

朝晩の冷え込みが日ごとに増していく秋。

そろそろ冬支度を意識し始める時期ではないでしょうか?

この時期、住まいの「寒さ対策」で多くの方が見落としがちなのが

玄関や窓まわりからの冷気の侵入です。

「暖房をつけていてもなかなか部屋があたたまらない」
「足元が冷える」
「廊下や玄関がまるで外みたいに寒い」

そんなお悩みは、じつは“ちょっとしたすきま”から入り込む冷気が原因かもしれません。

この記事では、冬本番に向けて今からできる

「玄関・窓まわりの冷気対策リフォーム」についてわかりやすくご紹介していきます。

◆ 冷気の侵入はどこから?

暖房を使っているにもかかわらず、なぜか家の中が冷える…。

その原因となる冷気の“侵入口”は、以下のような場所が多いです。

👇 特に注意すべき場所:

  • 玄関ドアのすきま(上下左右のパッキンの劣化など)

  • 窓サッシの隙間

  • 古い木製やアルミ製のドア・窓からの熱伝導

  • ガラス面からの冷気(単板ガラスの場合)

  • 給気口・換気扇からの外気流入

  • 床下からの冷気(玄関框や床のすきま)

特に玄関や窓まわりは、家の「開口部」として最も外気と接する部分です。

家全体の断熱性能のうち、およそ5割以上が窓・ドアから逃げる熱だとも言われており

実は“住まいの最大の弱点”ともいえる場所なのです。

◆ 寒さがもたらす暮らしのストレス

玄関や窓まわりの冷気を放置しておくと、寒さだけでなくさまざまな悪影響が起きてきます。

❄ 足元が冷える → 冷え性・体調不良の原因に

人間は、足元が冷えていると全身の体感温度が下がるといわれています。

特に高齢者や子どもは冷えの影響を受けやすく、風邪や腰痛の原因にも。

❄ 結露・カビが発生しやすくなる

外気と室内の温度差が大きい場所では、結露が起こりやすくなります。

放っておくとカビが発生し、建材の劣化や健康被害にもつながります。

❄ 光熱費がかさむ

冷気が入り込み、温かい空気が逃げてしまうと、暖房効率が悪くなり電気代・ガス代もアップ。

冷気対策は“省エネ対策”でもあるのです。

◆ 冷気対策リフォーム|窓まわり編

それではここからは、具体的にどのような対策・リフォームがあるのかを見ていきましょう。

まずは、家の開口部で最も冷気の影響を受けやすい「窓」から!

✅ ① 内窓(二重窓)の設置

内窓とは、既存の窓の内側にもう1枚窓を取り付けるリフォーム方法です。

これにより窓と窓の間に空気層が生まれ、断熱・防音・結露対策に大きな効果を発揮します。

メリット:

  • 工事は1〜2時間程度と手軽

  • 大がかりな解体工事不要

  • 補助金対象になることもあり、コスパ◎

  • 窓の結露が激減し、掃除の負担も減る

特におすすめの場所:

  • 寝室やリビングなど長時間過ごす部屋

  • 北側の窓(冷気が強く入りやすい)

  • 浴室・洗面所(結露が発生しやすい)

✅ ② 複層ガラス・断熱サッシへの交換

より高い断熱性能を求める場合には、窓ガラスごと交換するリフォームも有効です。

  • 複層ガラス(ペアガラス):2枚のガラスの間に空気層またはガス層を設けたガラス

  • Low-E複層ガラス:さらに遮熱や断熱に優れた特殊金属膜入りのガラス

アルミサッシから樹脂サッシやアルミ+樹脂複合サッシへの変更で

フレームからの熱伝導も抑えられます。

✅ ③ 窓まわりのすきま風対策

大がかりな工事をしなくても、次のような対策で寒さを軽減できます。

  • サッシの隙間にすきまテープを貼る

  • 冷気を遮る断熱カーテン・厚手のカーテンを設置

  • 窓下に冷気ストッパーを置いて足元の冷えを防ぐ

これらはDIYでも可能ですが、根本的な断熱性向上を目指すなら

内窓設置などのリフォームを検討するのがおすすめです。

◆ 冷気対策リフォーム|玄関まわり編

続いては、外気がダイレクトに入りやすい「玄関まわり」の対策です。

✅ ① 玄関ドアの断熱タイプへの交換

玄関ドアそのものが古く、隙間風や冷えを感じる場合は

「断熱玄関ドア」への交換を検討してみましょう。

特徴:

  • ドア本体に断熱材が内蔵されている

  • 最新のドアは気密性・防音性・防犯性にも優れている

  • 1日で交換工事が完了するケースも多い

✔ デザイン性も高く、玄関の印象がガラリと変わるのも魅力です!

✅ ② ドアまわりのパッキン交換

ドアの上下・左右に取り付けられているゴムパッキンが劣化していると

隙間風の原因になります。

対策:

  • ドアパッキンの交換

  • ドアクローザーの調整

  • すきまテープの設置

DIYでできるものもありますが、効果を最大限にするにはプロによる点検・交換が安心です。

✅ ③ 玄関ホールや土間の断熱工事

玄関ホールや土間から冷気が伝わることも多く、以下のような対策が有効です。

  • 玄関土間の断熱パネル施工

  • 玄関ドア前に風除室(風よけスペース)を設置

  • 玄関に間仕切り扉をつけて冷気をシャットアウト

◆ 寒さを遮る工夫いろいろ

窓や玄関以外にも、ちょっとした工夫で寒さ対策ができます。

🪟 ドアカーテンや間仕切りの活用

玄関と廊下の間にロールスクリーンやカーテンを設置するだけでも

冷気が直接居室に入り込むのを防げます。

👣 玄関マットや床断熱シート

玄関の床はタイルなどで冷たくなりがち。

断熱性の高いマットや床材に張り替えるだけでも体感温度が違います。

💡 暖かみのある照明・内装で視覚的にも暖かく

実際の温度に加えて、見た目の暖かさも重要です。

玄関や窓際の空間を、明るく温かみのある照明・内装に整えると、寒さを感じにくくなります。

◆ 冷気対策リフォームの補助金が使える場合も!

窓やドアの断熱リフォームは、国や自治体の補助金の対象となるケースが増えています。

例:

  • 先進的窓リノベ事業(国の補助金)

  • 地域の省エネリフォーム補助金

  • こどもエコすまい支援事業(断熱ドア交換など)

申請には事前の書類準備が必要なので、「補助金を使いたい」と

考えている方は、早めに施工会社に相談してみましょう。

◆ まとめ:冬本番になる前に、“冷気の入り口”を断つ

寒さを感じる住まいは、体にも心にも負担がかかります。

しかしその“寒さの原因”の多くは、玄関や窓からの冷気の侵入

今のうちにしっかり対策をしておくことで

冬本番を暖かく・快適に過ごせる住まいへと変わります。

❄ 今日からできる冷気対策チェックリスト

  • 窓に内窓(二重窓)を設置する

  • 古いサッシやガラスを断熱タイプに交換する

  • カーテンを厚手・断熱タイプに変える

  • 玄関ドアを断熱ドアにリフォームする

  • 玄関ホールにカーテンや仕切りを設ける

  • すきま風のある部分はパッキン・テープで補修

当社では、ご提案から施工までワンストップでご対応しております。

お客様の理想を形にするために、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。

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