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暮らし術

虫が来ない家造り🌟豆知識🌟

家づくりで虫を寄せ付けないために大切なこと

~侵入経路を防ぎ、虫の嫌う環境づくりを~

家づくりをするうえで、「虫を寄せ付けない家にしたい」と

考える方は多いものです。

特に小さなお子様がいるご家庭や、アレルギー体質の方がいらっしゃる場合には

虫の侵入や発生をできる限り防ぐ住環境を整えたいという声をよく耳にします。

ここでは、虫を寄せ付けないためにできる具体的な対策や

日常的に気をつけたいポイント、さらには家づくりの段階で意識しておきたい

構造上の工夫などを詳しくご紹介いたします。


1. 虫の侵入を防ぐための「外部からの遮断」

まず大前提として、虫が「どこから入ってくるのか」を知りそれを防ぐことが重要です。

多くの虫は非常に小さな隙間や開口部からでも侵入できるため

細部への配慮が欠かせません。

■ 網戸の設置と隙間対策

虫の侵入を防ぐ最も基本的なアイテムが「網戸」です。

特に春から秋にかけて窓を開ける機会が多くなると、蚊やハエ

コバエなどが部屋に入ってきやすくなります。

  • 網戸は目の細かいタイプ(24メッシュ以上)を選ぶことで小さな虫の侵入も防げます。

  • 窓やサッシとの間に隙間がないかを定期的に点検し、必要に応じて隙間テープやモヘア材で補強することが大切です。

  • 網戸がない窓には、後付け可能なマグネット式やロール式の網戸を設置することも検討しましょう。

■ 換気扇・通気口には防虫ネットを

換気扇や通気口は、屋内と屋外を直接つなぐ経路のため、虫が入りやすいポイントでもあります。

  • 防虫ネットを取り付けることで、虫の侵入を防ぎつつ通気性は確保できます。

  • 台所やトイレの換気扇にも、専用の防虫フィルターを装着するのがおすすめです。

■ ドアや窓の隙間を塞ぐ

  • 虫は1mm程度の隙間からでも侵入可能とされており、ドアの下部やサッシの角など、見落としがちな部分の隙間もしっかり塞ぐ必要があります。

  • 建物の構造上できてしまったすき間やひび割れは、コーキング材やパテを使って丁寧に埋めましょう。

■ LED照明の活用

虫は紫外線に反応し、明るい光に集まりやすい性質があります。

  • 白熱灯や蛍光灯よりも、紫外線の少ないLED照明を採用することで、虫が寄ってくるのを防ぐことができます。

  • 屋外照明や玄関灯も、できる限りLEDタイプに切り替えることをおすすめします。


2. 虫が「住みつきにくい」環境づくり

いくら侵入経路を塞いでも、家の中が虫にとって快適な環境であれば

発生や定着を防ぐのは難しくなります。

日々の暮らしの中で、虫が嫌う環境を整えることも重要です。

■ 湿気対策とこまめな換気

湿気は虫だけでなく、カビやダニの温床にもなります。

  • 特に水まわり(キッチン、浴室、洗面所)は湿気がこもりやすいため、換気扇の活用や窓の開閉でしっかり換気を行いましょう。

  • クローゼットや収納の中も湿気が溜まりやすいため、除湿剤の設置や定期的な換気を意識すると良いです。

  • 床下換気口の通風がしっかり確保されているか、家づくりの段階からチェックすることも有効です。

■ ゴミをためない

ゴミ、とくに生ゴミや紙くずなどの有機物は、虫にとって格好の餌場です。

  • 台所の三角コーナーや生ゴミ用のゴミ箱は、密閉できるタイプを選び、毎日ゴミを処分することを心がけましょう。

  • ダンボールや古紙も放置するとゴキブリの温床になりかねませんので、定期的に処分し、室内に長く置かないようにします。

■ 定期的な掃除

  • 食べこぼしやホコリは虫を引き寄せる原因となります。

  • 特に床の隅、冷蔵庫や家具の下など、掃除機の届きにくい場所こそ定期的に掃除しましょう。

  • 食後は食器や調理器具をすぐに洗う、台拭きを清潔に保つなど、キッチンの衛生管理も忘れずに。

3. ハーブやアロマで「虫を遠ざける」

化学的な防虫剤に頼らず、ナチュラルな方法で虫を寄せ付けない工夫として

ハーブやアロマの香りを利用する方法も人気です。

■ 虫が嫌う代表的なハーブ

  • レモングラス…蚊やハエなどが嫌うシトラールの香りが特徴。

  • ユーカリ…爽やかな香りでゴキブリやダニが嫌うとされます。

  • ペパーミント…清涼感のある香りで、クモやアリを遠ざける効果が期待できます。

  • ラベンダー…癒し効果とともに、防虫作用もある万能ハーブ。

これらのハーブをベランダや玄関先に植えることで

虫除け効果を発揮することができます。

また、エッセンシャルオイルを使ってスプレーを作り

カーテンや網戸に吹きかけるのも効果的です。


4. 収納の工夫と見直し

収納スペースに虫が潜んでいた、というのはよくある話です。

特に食品や衣類は虫の温床になりやすいため、次の点に注意しましょう。

■ 密閉容器の活用

  • 食品は開封後、できる限り密閉容器に移し替え、空気との接触を防ぎます。

  • 小麦粉や砂糖などの粉もの類は、特に虫が発生しやすいため、保存場所にも気を配りましょう。

■ 定期的なチェックと掃除

  • 長期間使っていない収納スペースには、虫が発生している可能性もあるため、定期的に中身を出して点検する習慣をつけましょう。

  • 衣替えのタイミングなどを利用して、衣類の整理とともに収納内部の清掃を行うのも効果的です。


5. プラスアルファの虫対策

侵入防止と環境整備に加えて、より確実に虫の発生を防ぐための対策も取り入れましょう。

■ 毒餌剤の活用

  • 特にゴキブリ対策には、ベイト剤(毒餌)が有効です。

  • 台所の隅や冷蔵庫の下など、ゴキブリが好む暗く湿った場所に設置しましょう。

■ 超音波防虫器

  • 虫が嫌う高周波の音を発する超音波装置を使えば、電気を通して虫を寄せ付けにくくできます。

  • ただし、効果は虫の種類や機種によって差があるため、過度な期待は禁物です。

■ プロの業者への依頼

  • 特にシロアリやゴキブリが多く発生してしまった場合、自分たちでの対応には限界があります。

  • 害虫駆除の専門業者に依頼し、徹底的な防除や薬剤処理を行うのも有効な手段です。

  • 新築時やリフォーム時にシロアリ対策を組み込むのも非常に効果的です。


まとめ

虫のいない家づくりを実現するには

「虫が入ってこない」「虫が住みにくい」「虫を増やさない」という

三つの視点から総合的に対策を行うことが大切です。

家づくりの段階では、構造や設備面での工夫を取り入れ

日常生活では清掃や換気、ハーブの活用などをこまめに行うことで

快適で清潔な住環境を保つことができます。

すべての虫を完全にシャットアウトすることは難しいかもしれませんが

こうした地道な取り組みを重ねることで、虫の侵入や発生を最小限に抑えた

心地よい住まいを実現することができるでしょう。

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