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暮らし術

湿気や結露が気になる前に!調湿・換気リフォームで快適な住まいへ

秋が深まるにつれ、朝晩の冷え込みが徐々に強まり

暖房の準備を始めるご家庭も増えてくる季節です。

この時期から意識しておきたいのが、「湿気」と「結露」の問題。

特に寒暖差のある秋〜冬は、窓ガラスや壁に水滴がつく「結露」が

発生しやすく、それを放っておくと、カビやダニの原因となり

住まいの劣化や健康被害にもつながります。

本記事では、そんな湿気や結露の悩みを軽減し

空気環境を整える「調湿・換気リフォーム」について、詳しくご紹介します。

寒さが本格化する前の今のタイミングで、ぜひ一度チェックしてみてください。

◆ なぜ秋から湿気対策をするべき?

結露やカビといえば、梅雨や夏場のイメージが強いかもしれません。

しかし、実は秋〜冬にかけても湿気のトラブルは起こりやすくなります。

その理由は、「気温差」と「換気不足」。

  • 秋冬は室内外の温度差が大きく、特に暖房を使い始めると、

   温められた室内の水蒸気が冷たい窓ガラスや壁に触れて結露を起こします。

  • また、寒くなると窓を開けての換気を控えるようになり、空気がこもりがちに。

   水蒸気や汚れた空気が溜まり、湿気も室内に蓄積してしまいます。

こうした状態が続くと、次のような問題が起こりやすくなります。

✅ 室内のカビ・ダニの発生

見えない壁裏や収納内部にカビが発生すると

気づかないうちに広がり、健康被害や建材の腐食に。

✅ アレルギー・ぜんそくの原因に

湿気によって増殖するカビやダニは、アレルギーや喘息

アトピーの引き金になることも。

✅ 住まいの寿命を縮める

結露による水分が壁や床に染みこむことで、構造部分の腐食が進み

住宅の耐久性に影響する可能性も。

こうしたトラブルを未然に防ぐには、室内の「湿度」をコントロールし

「空気の流れ」を整えることがカギ。

つまり、調湿換気がとても大切なのです。

◆ 調湿・換気リフォームとは?

「調湿・換気リフォーム」とは、住まいの空気環境を快適に保つために

室内の湿気をコントロールしたり、空気の循環を改善するリフォームのことです。

例えば、

  • 湿気を吸ったり吐いたりしてくれる内装材への交換

  • 換気システムの導入や見直し

  • 風通しを良くする収納の作り方の工夫

などがあります。

ここからは、具体的にどんなリフォーム方法があるのか

ポイントごとに詳しく見ていきましょう。

◆ 調湿対策リフォームのポイント

① 調湿クロス・内装材への張り替え

もっとも手軽で効果的なのが

「調湿機能付きのクロス(壁紙)」や「内装材」を取り入れること。

これらは、湿気の多い時期は水分を吸い、乾燥しているときは

放出するという「呼吸する壁材」です。

よく使われる素材:

  • エコカラット(LIXIL):デザイン性が高く、玄関やトイレ・リビングにも◎

  • 珪藻土クロス:自然素材で調湿性に優れ、ナチュラルな風合いが魅力

  • 漆喰仕上げの塗り壁:調湿性だけでなく防臭・防火性もあり、和風・洋風どちらにも対応

特におすすめの場所:

  • 寝室・子ども部屋(湿気や体調に敏感な空間)

  • クローゼット・押し入れ(カビが発生しやすい場所)

  • トイレ・洗面所(湿度がこもりがち)

② 収納内部の湿気対策リフォーム

見逃しがちなのが、収納内の湿気対策

閉め切ったままの押入れやクローゼットは、空気がこもりやすく、湿気がたまりやすい場所です。

対策方法:

  • 収納内の壁に調湿パネルを貼る

  • 通気口(ガラリ)を設置して空気の流れを確保

  • 扉をルーバータイプに変更して通気性UP

  • 除湿ファンや小型換気扇を取り付ける

最近では「湿気がたまらない収納設計」にこだわる方も増えており

リフォームのタイミングでの見直しが効果的です。

③ 床下調湿材の設置

木造住宅で見落とされがちな湿気源が「床下」です。

風通しが悪い場合、床下に湿気がこもり、床板の裏側や土台のカビ・腐食の原因になります。

リフォーム方法:

  • 床下換気口の追加・改善

  • 調湿材(ゼオライトなど)の敷き込み

  • 床下防湿シートの施工

  • 床下換気扇の導入

目に見えない部分ですが、住宅の長寿命化に大きく関わる重要なポイントです。

◆ 換気対策リフォームのポイント

① 24時間換気システムの見直し・入れ替え

2003年以降の建物には設置が義務化されている「24時間換気システム」。

しかし古い住宅では設置されていなかったり

フィルターの詰まりや故障により機能していないケースも。

対策方法:

  • 換気扇のフィルター交換・清掃

  • 換気システムの新設・更新(第1種・第3種換気)

  • 排気口・吸気口の位置を見直して空気の流れを改善

室内の空気を常に循環させることで、湿気だけでなく

ウイルスや臭い、ホコリなどの対策にもなります。

② トイレ・洗面所・浴室の換気改善

水まわりの換気扇が古くなっていると、湿気がこもりやすくなります。
リフォーム時には次のような改善が有効です。

対策例:

  • 浴室暖房乾燥機の導入

  • トイレの人感センサー付き換気扇への交換

  • 2室連動型換気扇(トイレ+洗面所)の導入

これらの機器は後付けも可能なことが多く

日々の使い勝手や省エネ性も向上します。

③ 間取りの工夫による空気の流れの改善

壁や建具の配置によっても風の流れは大きく変わります。

具体例:

  • 間仕切りを撤去して風が通る空間に

  • 引き戸を格子デザインにして通気性アップ

  • 高窓や天窓の設置で自然換気を促す

大がかりなリフォームを検討している場合は

設計段階で通気・換気まで見直すと、長く快適な住まいになります。

◆ 秋にやるメリットとは?

調湿・換気リフォームは「湿気が気になる季節」より前もって行うことで

効果が実感しやすくなります。

✅ 冬の結露やカビの発生前に対処できる

「窓にびっしり結露が…」となる前にリフォームしておけば、トラブルを未然に防げます。

✅ 暖房を使い始める時期と重なる

室内の温度差が大きくなる秋〜冬は、まさに空気環境の見直し時。

省エネ効果にもつながります。

✅ 工事時期としても最適

夏の暑さが落ち着き、冬本番の寒さが来る前の秋は

屋内外の工事に適した季節です。

窓の開閉もしやすく、換気しながらの作業も快適に行えます。

◆ まとめ:住まいの空気を整えて、快適で健康的な暮らしを

湿気や結露は、放っておくと住まいにも健康にも大きな影響を及ぼす「見えない敵」です。

でも、適切なリフォームによって、空気の質は格段に改善できます。

  • 調湿クロスや調湿パネルで、空気が心地よくなる

  • 24時間換気システムで、部屋の空気をきれいに保つ

  • 収納や床下の湿気対策で、カビ・腐食の予防に

  • 水まわりの換気改善で、いつでも快適な空間に

今のタイミングで対策しておくことで、これから訪れる冬を快適に過ごすことができます。

「寒くなる前に、空気環境を整える」
調湿・換気リフォームで、あなたの住まいをもっと心地よくしてみませんか?

当社では、ご提案から施工までワンストップでご対応しております。

お客様の理想を形にするために、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。

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